巻き爪が痛い!歩けないときは簡単なテーピング法で応急処置!

ハイヒールで仕事をするOLさん。

革靴を履いて一日外回りをする営業マン。

足に負担をかけるスポーツで頑張っている学生さん。

合わない靴を履いて忙しく動きまわる主婦の方・・・などなど。

性別・年齢・職業・環境はさまざまですが、ここ最近「巻き爪」の痛みに悩まされる方が増えているようです。

本日は比較的軽度の巻き爪・・・
いわゆる「陥入爪」の応急処置についてお話します。

出先や夜間・・・
病院に行けない、病院が開いてないなど・・・困ったときは、こちらの方法で少しは症状が軽減されると思います。

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巻き爪とは?

巻き爪とは、足の指にある爪の両端の先端部が、強く内側に湾曲した状態を言います。

巻き爪になるのは、負担のかかりやすい親指の爪であることが多いのですが、その他の指の爪も巻き爪になることがあります。

見た目ももちろん悪くなるのですが、巻き爪が進行していくと、肉の部分に曲がった爪がどんどん食い込んで、次第に激しい痛みを引き起こすようになります。

巻き爪「陥入爪(かんにゅうそう)」「弯曲爪(わんきょくそう)」「爪甲鈎弯症(そうこうこうわんしょう)」という3種類に大別されます。

その中でも、爪の周囲の皮膚に食い込んで痛みが生じる、陥入爪の症例が最も多くなります。

巻き爪 - コピー

陥入爪

弯曲爪は両側性の陥入爪がひどくなったもので、爪が爪床の皮膚を挟み込むようにして「のの字」型に巻き込み、持ち上がってしまったものです。

弯曲爪 - コピー

弯曲爪

爪甲鈎弯症は年配の方に多く見られます。
爪甲(爪の外側の部分)が異常にぶ厚くなり、長く伸びてツノのような外観になってしまう症状で、有効な治療法はなくヤスリなどで爪の形を一時的に整えるしかありません。

爪甲鈎弯症 - コピー

爪甲鈎弯症

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巻き爪の原因は?

合わない靴や足に負担のかかる靴を履く

小さなサイズや足先の細くなった靴(ヒールの高い靴、先のとがった靴等)は爪や指が圧迫され、巻き爪の原因になります。

反対に大きすぎる靴も靴の中で足が必要以上に動いてしまうので指が靴に当たり爪に負担をかけ巻き爪の原因となります。
自分の足に合った靴選びを心がけ、なるべく爪に負担をかけないようにしましょう。

深爪をする

巻き爪で痛みが出ると、指に当たらないように巻き込んだ爪を深く切ってしまいたくなります。深爪をしてしまうと、爪周りの皮膚が盛り上がり、逆に爪の成長を妨げます。その上爪が皮膚に食い込むように伸びてきて、徐々に巻き爪を悪化させてしまいます。

巻き爪にならないためにも、巻き爪を悪化させないためにも、頑張って爪を伸ばしてください!
深爪は絶対厳禁です。

足指への打撃、スポーツなどで負荷をかけること

足の指をぶつけてしまったり、指や爪に負荷をかけすぎると、爪の側面や周辺の肉の部分に炎症を起こすことがあります。

そこが盛り上がってしまうと、両端から爪を圧迫し巻き爪になります。

足の上に物を落として打撃を与えたり、足を踏まれたり、スポーツをしたりして衝撃を加えたりするのも巻き爪になる原因のひとつです。

体質が原因になることもある

爪を構成する成分であるタンパク質をケラチンと呼びます。

これは毛髪や皮膚を構成している成分と同じです。

肌質や髪の毛の髪質や色やクセが人それぞれ違うように、爪の固さや生え方や形状もそれぞれではないかと思います。
巻き爪になりやすい体質・・・っていうのはあるようです。

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巻き爪が痛むときの応急処置

ここでは比較的軽症の陥入爪の応急処置法についてお話します。

うちの皮膚科にも巻き爪で悩む方はたくさん受診されますが、陥入爪の方は多少化膿しててもこの応急処置法で改善される方が多いです。

弯曲症爪甲鈎弯症の方はテーピング法では難しく、「皮膚科で適切な処置をしたほうがベストだ」・・・という風に私自身は感じました。

では陥入爪の方、準備はよろしいでしょうか?

まず、用意するのは伸縮性のあるテーピングです!

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メーカーや色はなんでもいいです。

とにかく伸縮性があってくっつきのいいテーピングをチョイスしてきてくださいw

そして、このようにカットします。

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長さ8センチ、幅1.5~2センチくらいです。

大人はこれくらいで大丈夫ですが、指の大きい方や小さい子供はそれぞれ幅や長さを調節してください。

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痛いほうの爪の横端に合わせてテープを貼ります。

テープのサイズを調節する場合は、この爪の端の長さとテープの幅がこんな感じになるようにしてください。

汗をかいてたり薬をつけたままだとテープのくっつきが悪くなるので、皮膚をしっかり乾燥させること!

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爪と皮膚を引き離す感じでテープを横に引っ張ります。

皮膚は下に押し下げる感じです。

爪が皮膚に食い込まないように人工的に力を加えるのです。

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テープを引っ張りながら、そのまま指の腹側にクルッと廻します。

このときも、皮膚を押し下げる感じで引っ張ります。

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最後までしっかり引っ張りながら、指を一周してください。

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ペタッ!!!

完成です!

皮膚が下に押し下げられたため、爪の食い込みが軽減されます。

反対も痛いようなら同じように巻いて交差させればOKです。

巻き爪コットン - コピー

ほかには、このようにコットンを小さくちぎって指と爪の間に入れ込む・・・という応急処置もあります。

まとめ

え?たったこれだけ?って感じる方もいらっしゃるでしょうが・・・

このテーピング法、侮ってはいけませんw

病院に行くまでもないけど、一日歩くと辛い・・・とか、忙しくてなかなか病院に行けない・・・という方は、まずはこちらのテーピング法を試してみてください。

軽い巻き爪は、深爪から脱出するまで毎日真面目にこのテーピング法を実践すれば、なかなか治癒率は高いと思います。

テーピング法が巻き爪処置の第1段階・・・といってもいいくらいの効果はあると思います。
これで改善しなかったら、第2段階、第3段階・・・クリップやワイヤー等で「巻き爪を矯正する治療法」を選択せざるを得ないと思います。

この方法を真面目にやっても改善しないとき、出血や膿がひどいとき・・・は早めに皮膚科を受診しましょう。

読んでいただいてありがとうございました♪

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コメント

  1. 匿名 より:

    nayamasareru toiunoha okasii
    jibunnotsume desho
    tanin no sei mitaina kakilatano kijiha miteite fukaidesu

    kakunara nayamu desune

    • こまち より:

      匿名さん、コメントありがとうございます。

      「巻き爪に悩まされる」という言葉がおかしい・・・とのご指摘を受けたので、私なりに少し考え直してみました。

      まず、「悩まされる」というのを、「悩みごとを抱えている」という意味でとらえさせていただきました。

      「頭痛に悩まされる」や「肩こりに悩まされる」という風に、何か辛い症状で悩むときには「悩まされる」という表現は、私自身は間違いではないという認識でした。

      「巻き爪」になってしまった、あるいはもともと「巻き爪」になりやすい体質だった・・・そういう方々にとって、「巻き爪」は、痛く、つらい症状であるのが当たり前と思っていて、
      そういう風にとらえてこの記事を書いてしまったので、「巻き爪に悩まされる」という表現をさせていただきました。

      ですが、たとえ「巻き爪」であったとしても「痛みのない方」もいらっしゃいますので、「巻き爪だけ」では語弊があったと思います。

      なので、「巻き爪の痛み」という風に、少し言葉を足してみました。

      なぜ、「悩む」ではなく、「悩まされる」という表現をそのまま使ったか・・・

      繰り返しになりますが、「悩まされる」というのは、人のせいとか、自分のせいとかではなく、「悩みを抱えているさま」を意味するものであると思ったからです。

      片頭痛や腰痛や術後の痛みなどに「悩まされる」人たちのように、「日々の生活で辛い思いをしている気持ち」をこういう表現で伝えさせていたきました。

      この表現も間違ってるのでは?ということでしたら、またコメントしていただけるとありがたいです。

      匿名さんには、言葉足らずで不快にさせてしまいましたが・・・、コメントを頂いたおかげで私も文章を見直すことができ、これから記事を書くにあたって大変勉強になりました。

      読んでいただいてありがとうございました。

  2. 匿名 より:

    大変参考になりました。
    お高いクリップの購入するかどうかで悩んでいるところでした。

    とりあえずテープを試してみます!
    改善しなければクリップを購入か通院か…

    出先でテープがない時は絆創膏でも応急処置が出来そうですね!

    • こまち より:

      匿名さん、コメントありがとうございます。

      参考になったようでよかったです♪

      匿名さんの巻き爪がどんな状態かはわからないのですが・・・
      もし「化膿はしていない」「爪が短すぎる」のであれば、まずはテーピング法で頑張ってある程度爪を伸ばしてください。
      ある程度の長さがないと、おそらく「クリップ」は装着できません。

      クリップのほかにも「ワイヤーで矯正する方法」などもありますよ。

      他にもお金はかからないけど時間と手間がかかる(笑)ちょっとした爪の矯正の方法もあります。
      但しこちらは匿名さんの状態がわからないため「必ず改善する」・・・とはお約束しかねますが(^^;)
      もし詳しく知りたい場合は、またコメントなりメールなりしていただければお答えいたします♪

      ですが、一番手っ取り早く症状が楽になるのは、症状に合った治療を行うことだと思います。

      化膿している場合は抗生剤が必要ですし、巻き方がひどい場合は、そのまま伸びていけばいくほど足指の肉に爪が食い込んでいったりするので・・・症状がお辛いようでしたら、できれば早めに受診して「今現在の状態」を確認し、そして「どういう方法がベストか?」をお医者さんに診てもらうことをおススメします。

      早く症状が良くなりますように・・・

      読んでいただいてありがとうございました。

  3. 匿名 より:

    本当にありがとうございました。
    病院に行かなくてはいけないのかとか、手術が必要なのかと心配して、こちらにたどり着きました。

    テーピングして、もう痛みが和らいでいます。
    今後はどうなるかわかりませんが、続けていって経過をみたいと思います。

    言葉の言い回しなんかより、実際に悩んで救われた人もいるので、コメントを残しておきます。

    本当にありがとうございました。

    • こまち より:

      匿名さん、コメントありがとうございます。

      痛みが少しでも和らいだようで・・・本当によかったです。

      比較的軽い症状の時に、実際にこの方法を「真面目に」試した患者さんの多くは改善傾向に向かわれています。

      このまま爪が伸びていくまで続けていけば、匿名さんの症状も落ち着くのではないか?と思われます。

      ですが、一旦治っても「なりやすい方」はまた同じようになる方も多いので、それプラス、ここの記事にあるようなことに注意しながら生活をしていくといいかもしれません。
      (深爪をしないことや靴の選び方など・・・)

      ただ・・・もしこのまま経過を見ていく中で、テーピングをしていても痛みが続いたり、化膿したり、赤くはれたりするようなことがあれば、ひどくならないうちになるべく早くお時間のある時に皮膚科を受診してくださいね。

      クリップのような「矯正キット」はネットでも手軽に安価で買えますが、今の症状が「クリップが適した状態かどうか?」は自己判断をせずに皮膚科で診てもらったほうが良いと思います。

      あと、テーピング法を続けていると、テープにかぶれてしまったり、テープについた汚れからばい菌がついてしまったりもします。
      患部は毎日石鹸でやさしく洗って下さいね。
      (市販の消毒はかぶれることがあるので必要ありません)

      読んでいただきありがとうございました。

  4. 鈴木 より:

    アマゾンで撒き詰めを矯正する小さな器具を見たことがあります。
    2000円から3000円程度だったと思います。
    器具を付けて、爪が軟らかくなるお風呂の時だけ付けて詰めの丸みを矯正するものです。
    試したことはありません。
    症状が悪化すれば、丸みが酷くなれば試してみたいお思いました。
    ご参考までに

    • こまち より:

      鈴木さん、コメントありがとうございます。

      PCの調子が悪くて買い換えるまでの間更新が滞ってしまい、返信が遅れたことをまずはお詫びいたします。

      今回は矯正器具のことを詳しく教えていただいてありがとうございました(^^)

      ネットで購入できる矯正器具は、「合う方」にとっては症状を緩和してくれるものだと思います。

      ですが、深爪をしすぎている方、爪が柔らか過ぎる方、爪が割れている方、爪の長さが合わない方・・・など。
      そういう方は矯正器具をはめることができない場合があります。

      クリップをネットで購入したはいいけど、爪に合わずに無駄になってしまうことも口コミなどでよく見かけます。

      クリップが装着できない・・・、いわゆる「クリップが合わない方」は人工の爪を装着するという方法もあるのですが、こちらは麻酔が必要で痛みも伴いますし、クリニックによって自費だったりして治療費も高額の場合があります。

      なので、この記事では矯正器具をはめる前にできる「お金のかからない簡易な方法」をお伝えしています。
      (症状がひどい方、自己判断が難しい方は、なるべく早く専門家に診てもらった方がベストです!!)

      もし、鈴木さんが矯正器具をネットで購入されるならば、「ご自分の爪の症状に合っているかどうか?」をレビューなどで確認の上で、選択していただけたら・・・と思います(^^)

      症状が一日でも早く楽になりますように。。。

      読んでいただいてありがとうございました♪