水虫かも…?まずは皮膚科で検査!再発を防ぐ正しい治療法とは?

足の裏や指の間が、カサカサしたり、水膨れになったり、痒みが出たり、赤くなったり・・・という症状が現れると、真っ先に頭をよぎるのは水虫の2文字です!!

そして、「水虫かも?」と思ったあとに私たちが取る行動は、この2つのうちのどちらかだと思います。

  1. とりあえず市販薬を買いに行く
  2. 皮膚科に行く

もしかしたら「放置する」という方もいらっしゃるかもしれませんがw

女性の方や学生さんなんかは、水虫ってはっきり診断されるのが怖いのか恥ずかしいのか・・・なかなか行動に出ないという方もいらっしゃるようですね。

でも・・・放置してても治らないので、いずれ悪化し、1か2のどちらかを選択する日が来ます。

その症状が確実に水虫のせいならば・・・百歩譲って1の「市販薬を買いに行く」でもいいでしょう。

でも水虫かどうかは・・・実は症状だけでは判断できないのです。

その症状が水虫が原因じゃないのに、もし市販薬を塗ってしまったら・・・悪化する確率が高くなります!

この記事では、「水虫かも・・・?」と疑ったときや不安になったときに取るべき行動と、再発予防についてお話ししたいと思います♪

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水虫とは?

わたしたちが普段「水虫」と呼んでいる病気は、白癬(はくせん)という皮膚糸状菌によって生じる皮膚感染症のことで、感染した部位によって病名が変わってきます。

  • 体幹部・・・タムシ
  • 股部・・・・インキン
  • 足・・・・・足水虫(足白癬)
  • 手・・・・・手水虫(手白癬)
  • 爪・・・・・爪水虫(爪白癬)
  • 頭部・・・・しらくも

主な症状は・・・

  • 痒みがある
  • 水泡ができる
  • カサカサする
  • 皮がむける
  • 赤みがある

一番身近な病気はやはり足に感染する足水虫ですね。

小水疱型の水虫

身近過ぎるがゆえに「足がかゆい」「かかとがカサカサする」「足の裏の皮がむける」「指の間に水泡ができる」・・・などの症状が出た場合、全て「=水虫」だと思っている方が多いのではないでしょうか?

ですが、それは間違いです。

では、どうやって「水虫」と決めればいいのでしょう。

それは白癬菌が感染しているかどうかです。

足に白癬菌が感染しているのを確認するためには、顕微鏡で拡大して発見する方法(糸状菌検査)しかありません。

つまり、感染しているかどうかは「素人判断」や「肉眼」ではわからない・・・

=病院へ行かずして水虫と決めつけてはいけない!ということです。

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水虫を疑ったらやるべきことは?

皮膚科で検査をする

水虫であろうとなかろうと、検査をすることが今ある症状を完治させるために、何よりも大切なことになってきます。

なので「まずは皮膚科で白癬菌がいるのかどうか」を調べてもらってください!!

この段階で、自己判断して市販薬をチョイスして仮に「治った」と思っても、先で必ず皮膚科を受診することになります。

(その理由は後程説明します)

冒頭でも申しました通り、足の皮膚に出るいろんな症状の全てが「水虫のせい」というわけではありません。

  • 乾燥によるもの
  • 汗や接触や摩擦によるもの
  • 紫外線によるもの
  • 白癬菌以外の真菌によるもの

上記のようなことが原因でも、痒み、水泡、赤み、かぶれなどの症状が起こります。

そうとは知らず、うっかり市販薬を塗ってしまったら・・・?

水虫のいない足に無駄に水虫治療薬を塗ってしまうことで、かぶれたりただれたり薬にまけてしまったりと、違うトラブルを招くことになります。

こうなったときに「薬を塗っても治らない」と言って受診する方が・・・これがなかなか多いんです!

逆に症状がほとんどなくて、本当は白癬菌に感染しているのに、

「ただカサカサしているだけ」

「ちょっと皮がむけただけ」

と保湿剤やステロイド外用薬などを自己判断で塗っていると・・・

逆に菌を増やしてますます悪化させてしまい、治りがどんどん悪くなるという結果になります。

以上のことから、症状がある場合はもちろん、「カサカサしてるだけ」の方も、一度はきちんと診断してもらうことをおススメします!

角化型の水虫

角化型の水虫

今出ている症状に合う治療から始める

たとえばものすごくジュクジュクしていたり、化膿している場合(市販薬でかぶれた人に多い)、まずは皮膚の炎症を抑える治療が優先です。

水虫菌をやっつけたいのはやまやまですが、この状態で抗真菌薬を塗ると刺激が強すぎてかぶれが悪化する場合があります。

検査をして「白癬菌」見つからなかった場合、「=水虫以外が原因」の場合は、今ある痒みカサカサジュクジュクなどの症状を取るお薬を処方してもらいます。

検査をして「白癬菌」が見つかった場合、「=水虫」と診断された場合は、抗真菌薬を処方してもらい、白癬菌を退治する治療を開始します。

「とりあえず市販薬」がNGな理由

冒頭で「市販薬を安易に使わないほうがいい」と発言した理由は、この検査の段階にあります!!!

「水虫治療薬」と謳って巷に出ている市販薬には、当たり前ですが白癬菌を退治するための成分が入っています。

これを一時的にでも使用することにより、足の白癬菌は一旦は減少したり活動が弱まったりします。

水虫アイキャッチ

ですが!!!

この市販薬・・・水虫を退治する成分以外にも、かゆみを抑えたり、ス~っとする成分が入ってたり・・・要するに、ちょっといらない成分も入っていたりするのです。

たとえば「皮がむけてるだけ」なのに「痒みを抑える成分」は必要でしょうか?

逆に「痒みがあるだけ」なのに「カサカサをとる成分」は必要でしょうか?

今の症状に必要な成分だけを塗布するのがベストなのですが、市販薬の場合は不必要な成分まで塗布してしまい、それがかぶれの原因につながる・・・というわけです。

そういった理由により市販薬を塗って症状がひどくなります。

でも、白癬菌は弱まってるため検出されません。

皮膚科の先生は、この段階では「水虫はいない」と判断するしかできません。

そうすると「水虫はいるはず」なのに、抗真菌薬は処方されません。

代わりに、かゆみやかぶれなど炎症を抑えるステロイド外用薬などが処方されます。

このステロイド外用薬は炎症は抑えてくれても、菌が繁殖しやすくなるため、再度白癬菌が活発になります。

そしてさらに糸状菌検査・・・そしてやっと抗真菌薬の処方・・・・。

・・・どうですか?

2度手間で、完治まで非常に遠回りでしょう?

市販薬が悪いと言っているのではありません。

市販薬を使うにしても、水虫が足に存在しているかどうか?が重要なのです!!!

なので、処方薬と市販薬・・・どちらを使うにしても、まずは皮膚科でしっかりと診断してもらいましょう!!!

再発を防ぐために大事なこと

水虫がいるかどうか必ず検査をすること

水虫がいるかどうかはっきりしないまま市販薬を塗るということは、お医者さんに判断を仰がずに自己判断で塗ったり止めたりするということになります。

皮膚の症状がなくなっても白癬菌は存在しています。

なので、水虫が治ったかどうかはわからないまま使用を止めてしまうことになります。

そうするとどうなるか・・・?

必ずまた症状が出ます。

再発ではなく、ただ治っていないだけ・・・ということを把握できてないのです。

これは再発するしない以前の問題なので、まずははっきりと診断してもらうことが水虫完治や先の再発予防にもつながるということを忘れないでください!

薬を正しく使うこと

内服薬と違って、外用薬は「1日●回」という使用法が少し曖昧なところがあります。

内服薬のように「1錠」などキチンと決められていればいいのですが、外用薬っていったいどれくらい使ったらいいのかわかりませんよね?

なので下記の使い方を参考にしてみてください。

①指先から第一関節まで薬を押し出す

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外用薬の1回の適量は大体これくらいです。

②片足と足裏全体と、その周りまで塗る

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指の間は塗りすぎると蒸れてかぶれるリスクが高くなるので、若干薄めに伸ばし塗ります。

足の裏はしっかりと塗ってください!

③もう片方の足も同じ量を塗る

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仮に片足だけに症状が出てる場合でも、両足にしっかり薬を塗りましょう。

片足だけ治療しても、もう片方の足にも白癬菌が存在してる可能性は大いにあります。

仮に存在してなくても治療途中で感染する可能性もあります。

せっかく片足治しても、しばらくしてもう片方の足にうつってしまった・・・なんてことにならないように!

水虫治療は再発予防のためにも「両足に塗ること」が大切です!

最低2か月は薬を塗ること

薬をいつやめるか・・・?

症状が改善しても「白癬菌はしばらくは存在していることが多い」ということからも、最低でも2か月間は薬を塗り続けるようにしましょう。

自己判断で薬をやめてしまうのも完治が遠のく原因です。

すぐに薬を止めると再発しやすくなります!

日常生活で注意すること

  • 足を清潔に保つこと
  • 通気性の良い靴や靴下を履くこと
  • 洗うときはゴシゴシ強くこすらずに優しく洗うこと
  • バスマットやスリッパはこまめに洗い、履物を共有しないこと

当然ですが、水虫は人から人にうつります。

温泉施設、プール、スリッパ使用のトイレ、旅館や学校の武道場など畳のあるところ・・・

あげればキリがありません。

白癬菌に感染してる人の皮膚が剥がれ落ちて、それがまた人に付着して感染するわけです。

けれど、付着したからといってすぐ感染するわけじゃありません。

白癬菌が定着するのには24時間以上~2日くらいかかります。

なので・・・

  • 毎日足を清潔に保つこと!
  • 感染するリスクの高い場所に行った場合は特に念入りに洗うこと!

・・・ということを気を付けてさえいれば、そんなにすぐはうつりません。

水虫=不潔なイメージが先行していますがそうではないのです。

みんなかかる可能性がある。

白癬菌はそこらじゅうにいる。

なので、「水虫かも?」と思ったら、恥ずかしがらずに皮膚科の先生に診てもらいましょう!

早期発見、正しい治療が、完治と再発予防の正しい道なのです!

読んでいただいてありがとうございました♪

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