やけどにソンバーユの効果は期待できるのか?実体験をもとに検証!

管理人はソンバーユが大好きです!

皮膚科勤務してるにもかかわらず、肌トラブルの大半はソンバーユでなんとかなる・・・と思っているのは院長には内緒ですw

ネットや雑誌でも大評判のソンバーユですが、その効果ってどのくらいすごいんでしょう?

使ったことない人はわからないだろうし、使ったことある人でも「全然効かない」とか言う人もいるので、効果があるかないかは個人差があるのでしょうか?

そこで、今回の記事では、以前からホントに効くのか気になっていたやけどにスポットライトを当ててみました!

皮膚科勤務ということも考慮したうえで、ソンバーユ贔屓ではなく!正当な判断で!その効果を検証してみました!

もちろん、身をもってです!!!

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ソンバーユの効能

まずはソンバーユの効能を簡単に説明します。

ソンバーユは馬油100%の天然オイル!

人の皮下脂肪に成分組成が近似しており、自然治癒力を高める働きがあるそうで、赤ちゃんや肌のデリケートな人にも安心して使える皮膚保護用化粧品です。

愛用者に「何に効くの?」と聞いたら、たぶん「何にでも効きます!」って答えが返ってくると思いますが、ちょっと具体的に説明しますね。

  1. 殺菌・除菌作用
  2. 消炎作用
  3. 血行促進作用

浸透力の高さを誇るソンバーユは、皮膚組織奥まで入り込むことによって皮膚を修復し、さまざまな症例を緩和、治癒させるのです。

ソンバーユの効果が期待できる症例はこんなにある!

以前、薬師堂さんから頂いた冊子に記載してある「ソンバーユの効果が発揮された症例」は、ざざっと見てもものすごい数です!

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2Pにわたってこれだけの症例を挙げています。

今回は、この中でも1番目に取り上げられているやけどについて検証してみます♪

Ⅰ度熱傷の場合

Ⅰ度熱傷は比較的軽いやけどで、熱傷の深さは表皮、角質層まででとどまり、ヒリヒリとした痛みと熱感症状が現れ、外見は赤くなるくらいで数日でほぼ治まります。

このくらいなら、大体の人が病院に行かずに流水で冷やすなどしてその場をしのぐのではないでしょうか?

ソンバーユを塗らなくとも数日で痛みも赤みも引く場合が多いのですが、手足よりも皮膚が薄い顔の場合は「シミになる確率が高い」ので塗っといて絶対損はないです!!!!

Ⅱ度熱傷の場合

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画像は先日の夕飯の「手羽先の素揚げ」なのですが、揚げ物は非常に危険ですねw

油が沸騰するかのように跳ねてくるので、これが顔に飛んできた場合のヒリヒリ感はハンパありません!!!

こういう油ハネは、冷やしても水ぶくれを作るⅡ度熱傷になる可能性があります。

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Ⅱ度熱傷には2種類あります

  • 浅達性Ⅱ度熱傷・・・深さは表皮、有棘層、基底層までで、強い痛みと灼熱感と知覚が鈍くなるという症状が現れ、外見は発赤、水泡、腫れ、浸潤など生じます。10日ほどで治癒します。
  • 深達性Ⅱ度熱傷・・・深さは真皮、乳頭層、乳頭下層にまで及びます。症状と外見は浅達性とほぼ同じですが、知覚鈍麻が著しいことと、外見がやや白くなります。2週間ほどで治癒します。

この2つの熱傷はやけどの痕が残るか残らないかで判別します。

Ⅰ度熱傷と違い、「病院に行くか行かないか」非常に迷うところです。

管理人はこのⅡ度熱傷もよくやります。

湯呑を足にひっくり返したり(←たまにやる)、熱いままのフライパンの柄の鉄の部分を掴んでしまったり(←よくやる)、麺をゆでたあとザルに上げるときに手にお湯をぶっかけたり(←しょっちゅうやる)・・・

アイロンなんかも、うっかり触るとⅡ度熱傷にいっちゃう確率大ですね。

つい1年前くらいまでは、こんなときは1に冷やす、2に冷やす、3,4、がなくて、5に冷やしたあと・・・様子を見てひどければ病院へ行っていました。

でも、薬師堂の冊子を読んで・・・、よし、どのくらい効くのか試してみようと思い立ち、冊子に書いてあるように行動しました。

それは・・・冷やすという行為をせずに、すぐソンバーユを塗ること!!!!です。

冊子は7Pにわたりやけどについて記載してありますが、少々長いので抜粋して説明します。

やけどを火事と思ってください。

燃え盛る火を鎮火させるのに必要なことってなんだと思います?

消防車~~~とかではないです。

バケツで水をかけるより、消火器のほうがスピーディに消火するのはなんとなくイメージできますよね。

そう、水よりも何よりも、燃える火と酸素を遮断することです。

火は酸素がないと燃えません。

やけども同じこと・・・とソンバーユの創業者は語っています。

なので、冷やすよりも水をかけることよりも、一秒でも早く「燃えようとしている患部」と「酸素」を遮断させればいい。

ん~~~???

わかるようなわからないような・・・

油塗ったら逆に燃え盛りそうな気もしないでもないw

まあいいや、やってみよう!

ってなわけで、フライパンの柄の鉄の部分を握った左の掌に、速攻ソンバーユ塗布攻撃!!!!

やけどにソンバーユを塗ってみた!

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さすがにローズの香りはどうかと思い、今回は無香料で。

ベ~~~ったりと塗ってやりました!!!

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滴るくらいにベットベトにしてやりました・・・てか、この時点でかなりヒリヒリします。

だ・・・大丈夫か・・・?(°ロ°;)

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やけど治療で、医学的にも推奨されているのは「患部を乾燥させないこと」です。

これは冊子の中のソンバーユを使った治療法でも記載されています。

とにかくしっかりと患部をソンバーユで覆ってください!・・・と。

だって酸素と遮断するわけですから!

いわゆる「湿潤療法」というやつです。

更にガーゼにベッタリ塗って患部を覆うと記載されてましたが、ガーゼに塗るとガーゼに吸収されてソンバーユがかなり減ってしまって経済的にもったいないので・・・。

管理人はあえてサランラップをチョイス♪

グルグル~~巻き巻き~~~♪

し・・・しかし・・・痛い・・・コレは痛いぞ・・・ジンジンしてきた~~~(><)

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その上から包帯で固定。

これで完璧です!!!

この状態でしばらく放置してたわけですが、とにかく塗った直後からジンジンと痛いというか熱い!!

脈打つ感じが伝わってくるようなそんな感覚です。

ですが、30分ほどたった頃でしょうか・・・少し痛みが薄れてくるのがわかりました。

ヒリヒリ感は残っていますが、とりあえずそのまま。

時間が経つとソンバーユはどんどん浸透してしまうので、寝る前にもう一度ベッタリ塗りなおして眠りにつきました。

そして次の日、包帯を取ってみると・・・?

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なんと!なんともなっていない!!!

丸い印で囲んだあたりはなんとなくフライパンを掴んだ線がうっすら残ってるような感じもしますが・・・この時点で少しヒリヒリするくらいで、特に水ぶくれになりそうな感じじゃありません。

正直ちょっとくらいは水ぶくれができてるんじゃないかって思ったんですが・・・綺麗なもんでした。

なので、もう一日、このソンバーユぐるぐる巻きで過ごしてみました。

2日目にはヒリヒリ感も全く消え、掌は異常なし。

・・・ということで、私の経験だけで言うなれば、フライパンの熱くなった柄の部分触ったやけどには、「ソンバーユで治った」という結果になりました。

ですが、

やけどしたときの防御の仕方だったり、フライパンの温度だったり、かかったお湯の勢いだったり・・・

やけどをしたときは、温度や環境や条件が人それぞれバラバラであると思うので、自分が治ったからといって、それが他の人に通用するかどうか・・・はまた別問題です。

私は、やけどの範囲も狭く、「このくらいであれば病院へ行かずとも」と思える熱さだったので、自己責任のもとソンバーユを塗布しましたが・・・、

ソンバーユに100%信頼をよせることができない方は、Ⅱ度熱傷では病院に行くことが可能であれば、病院へ行った方がよいのではないか?と思います。

特に、熱傷面積が広い場合(小児で全身の10%、成人で20%以上)は要注意です。全身状態悪化の恐れもあるため、安易に自己判断でソンバーユは塗布しない方がいいと思います!

やけど イラスト

Ⅲ度熱傷の場合

Ⅲ度熱傷の深さは、真皮全層、皮下組織まで及び、外見は壊死、炭化、乾燥、白くなり、無痛で知覚がなくなります。

場合によっては皮膚移植も必要になったり、熱傷面積と熱傷部位によっては全身状態も悪化し生命にかかわったりもします。

痕は必ず残り、完治までは1か月以上を要します。

いろんなサイトで「ソンバーユはやけどに効く!」と記載されてたりしますが、

Ⅲ度熱傷は以上のようなことが懸念されるので無責任に「効きます!」断言できないのが正直なところです。

この場合は冷やしながらも、できるだけ早く救急病院へ行くことをお勧めします。

まとめ

Ⅰ度熱傷比較的軽い熱傷なら、確かに効くことを実感しました。

ソンバーユを使う場合はⅠ度熱傷ならほぼ問題なく完治するのではないか・・・と思われます。

「ちょっと様子を見て明日病院へ行こう」と思えるやけどなら、ソンバーユを塗っても問題はないでしょう。

ソンバーユの効能の抗菌・消炎・皮下組織まで浸透することにより自己治癒能力を高めてくれる・・・ということプラス、やけどに絶対厳禁の乾燥することを防いでくれます。

皮膚科でも時々、「昨日やけどしたんですが、とりあえずワセリンで保護してました」言う患者さんもいます。

この応急処置法は間違っていないので、ソンバーユでも問題ないと思います。

あと、低温やけども要注意です。

冬場の電気ストーブ・ゆたんぽ・コタツなんかは特に気を付けましょう。

時間をかけてゆっくりジワジワと皮膚を焼いていく低温やけどは、Ⅱ度熱傷よりたちが悪いです。

Ⅱ度熱傷Ⅲ度熱傷は「素人判断」で治療すると取り返しのつかないことになったりしますので・・・

「これは、ひどくなりそうだな」とか、「自己判断ではちょっと不安だな」とか・・・

そんな考えが一瞬でも頭をよぎったら、

ネットで情報を漁るよりも、まずは病院へ行くことをお勧めします。

「いかなるやけどでもソンバーユは効果がある!」という情報は、

「それを実際に体感した人のみの事実である」・・・ということです。

情報に踊らされて仮に悪化したとしても・・・誰も責任はとってくれません!

病院へ行くことを選択された方は、お医者さんの指示のもと薬を使って、治るまではきちんと通院しましょう。

そして傷の状態が落ち着いたら、炎症後の色素沈着を防ぐという目的で、ソンバーユを塗ってもよいと思います。

ソンバーユを塗る場合は、患部を綺麗に洗って清潔を保ち、塗布したあとは保護してくださいね!

乾燥と感染にはくれぐれも気を付けて!!!

読んでいただいてありがとうございました♪

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